インド沿岸警備隊、不審船から麻薬1160キロ押収 ミャンマー人6人拘束
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【9月22日 AFP】インド沿岸警備隊は18日、インド洋に浮かぶ連邦政府直轄地のニコバル(Nicobar)諸島沖で不審船を発見し、麻薬であるケタミン1160キロ、4200万ドル(約45億円)相当を押収するとともに、ミャンマー人の乗組員6人の身柄を拘束した。
インド国防省によると、同国の排他的経済水域(EEZ)で18日、明かりをともさずに航行する船を沿岸警備隊が発見。無線の呼び掛けに応答しなかったため、警備隊がこの船に乗り込んだところ、不審物が入った麻袋57袋を見つけたという。
後に不審物はケタミンと判明。押収したケタミンは1キロずつ1160パックに小分けされていた。
貨物とミャンマー人乗組員6人は、アンダマン諸島(Andaman Islands)の最大都市ポートブレア(Port Blair)に移送され、乗組員は捜査当局の取り調べを受けた。
乗組員らは、ミャンマーを14日に出航し、22日に「タイとマレーシアの海上の境界にある海域で活動する」別の船と合流する計画だったと供述しているという。
ニコバル諸島はミャンマー沖に位置し、東南アジアに近い。(c)AFP