【9月22日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第5節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の加入後初ゴールなどでケルン(1. FC Cologne)に4-0で快勝し、暫定2位に浮上。RBライプツィヒ(RB Leipzig)も快勝で首位を守った。

 バイエルンは開始わずか150秒で、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のスルーパスに抜け出したロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を決めると、後半開始直後には、再びレワンドフスキがCKからのヘディングシュートで追加点を奪取し、リーグ戦のゴール数を5試合で9得点に伸ばした。

 そして60分過ぎのPKでは、レワンドフスキからキッカーを譲られたコウチーニョが、一度はPKがやり直しになりながらもしっかり成功させ、ブンデス初ゴールを奪取。最後は73分、見事なパフォーマンスを見せていたコウチーニョがイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)へのアシストで試合を締めくくった。

 ハットトリックのチャンスがありながら、PKを譲ったレワンドフスキは「その場で決めたことで、試合前から話してたわけじゃない」「彼がホームで決めるのは、今後のためにも、彼の自信の面でも重要だった。素晴らしい選手だから、みんなで助けていかないといけない」とコメントした。

 これで短時間ながら暫定首位に立ったバイエルンだが、後の時間帯の試合でライプツィヒが10人になりながらもヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に3-0で快勝し、すぐさまトップの座を奪い返した。

 前半にビリ・オルバン(Willi Orban)のヘディングと司令塔マルセル・サビッツァー(Marcel Sabitzer)の絶妙なFKで2点を先行したライプツィヒは、後半途中にコンラッド・ライマー(Konrad Laimer)が2枚目のイエローカードをもらい、26分を残して数的不利に陥ったが、終盤にリベルタドーレス杯(Copa Libertadores)王者リーベル・プレート(River Plate)から加入したマルセロ・サラッキ(Marcelo Saracchi)の移籍後初ゴールでダメを押した。(c)AFP/Ryland JAMES