【9月17日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領(64)が16日、昨年9月の選挙活動中に腹部を刺されてから4度目となる手術を終え、無事退院した。

 手術は5時間に及び、8日間の入院生活を終えたボルソナロ氏は、16日午後にサンパウロ(Sao Paulo)の病院を出発し、首都ブラジリアへの帰途に就いた。

 病院によると、ボルソナロ氏は自宅で静養を続け、食事や運動に関して医師の指示に従わなければならないという。

 職務への復帰は、当初予定されていた13日から18日に延期された。

 ボルソナロ氏は24日に、米ニューヨークの国連総会(UN General Assembly)に出席する予定。国連総会ではブラジルが最初に演説することが慣例となっており、ボルソナロ氏はアマゾン(Amazon)熱帯雨林の大規模火災を中心に話すとみられている。(c)AFP