【9月6日 AFP】19NFLは5日、100年目のシーズン開幕戦が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)がディフェンス陣の活躍もあり10-3でシカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)を下し、マット・ラフレール(Matt LaFleur)ヘッドコーチ(HC)の初陣を飾った。

 ラフレールHCの下ではこれが初出場となったQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)は、1本のタッチダウンパスを含む30本中18本のパスを成功させて計203ヤードを獲得した。

 しかし、米イリノイ州シカゴにあるソルジャー・フィールド(Soldier Field)で行われたこの試合で目を引く活躍を見せたのは、ナショナル・カンファレンス(NFC)北地区の宿敵ベアーズの前に立ちはだかったパッカーズのディフェンス陣だった。

 ベアーズは3-10で迎えた第4クオーターの残り1分58秒、QBミッチェル・トゥルビスキー(Mitchell Trubisky)がエンドゾーンに向かってパスを送るも、パッカーズのアドリアン・エイモス(Adrian Amos)にインターセプトを喫し、同点の望みはついえることになった。

 ロジャースは「われわれには守備力がある」「個人的にもひどいパスがいくつかあり、連携がうまくいかないこともあった」「それでも、われわれには守備力がある」と語った。

 エディー・ピネイロ(Eddy Pineiro)の38ヤードのフィールドゴールでベアーズに先制を許したパッカーズは、第1クオーターで獲得ヤード数がマイナス12ヤードとなったが、第2クオーターの序盤からロジャースが調子を取り戻した。

 ロジャースは第2クオーター、4プレーの攻撃シリーズの最後にジミー・グラハム(Jimmy Graham)への8ヤードのタッチダウンパスを通した。4プレーすべてでパスを投じたロジャースは、マルケス・バルデススキャントリング(Marquez Valdes-Scantling)に47ヤードのパスも通し、この攻撃を活性化させた。

 さらにパッカーズは、試合時間残り5分少々の場面で、メイソン・クロスビー(Mason Crosby)がフィールドゴールを決め、10-3とリードを広げた。

 第1週の試合は9日にも13試合が行われ、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)擁する昨季のスーパーボウル(Super Bowl LIII)王者ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は、ホームにピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)を迎える。

 また、そのスーパーボウルでペイトリオッツに敗れたロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)は、敵地でカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)と対戦する。(c)AFP