【9月3日 AFP】ブラジルの大統領府は2日、ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が6日から始まるアマゾン(Amazon)熱帯雨林の森林火災問題について話し合う地域サミットを欠席すると発表した。来週予定されている腹部のヘルニア治療の手術に備えるよう医師らが望んでいることが理由だという。

 オッタービオ・レゴ・ バロス(Otavio Rego Barros)大統領府報道官は、コロンビアでサミットが開かれる6日、ボルソナロ大統領は流動食を開始しなければならないため渡航は不可能だと説明した。

 ブラジルは大統領の代理をサミットに出席させるか、サミットの延期を要請することを検討している。

 ボルソナロ大統領は8日、ヘルニア治療のためサンパウロ(Sao Paulo)の病院で手術を受ける。同大統領が手術を受けるのは、大統領選の選挙運動中の昨年9月に腹部を刺されて以来4度目。医師らによると手術後は10日間安静にする必要があるという。(c)AFP