【8月20日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は20日、ロシアの主要8か国(G8)復帰を支持すると表明し、主要国会議にロシアを参加させた方が「ずっと適切」だと述べた。

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 仏ビアリッツ(Biarritz)では24日、ロシアを除外した先進7か国(G7)首脳会議(サミット)が開幕する予定だが、トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、ロシアのG8復帰は「確かに(支持)できる」と表明。「ロシアを参加させる方がずっと適切だ。われわれが話し合う多数の事柄はロシアと関係があるのだから、G8とするべきだ」と述べた。

 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が政権を握るロシアは、隣国ウクライナのクリミア(Crimea)半島を併合したことを理由に、旧G8から除外された。しかしトランプ大統領は、ロシアが除外されたのはバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領がプーチン大統領に「出し抜かれた」からだと説明した。(c)AFP