【8月13日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2019-20)は12日、1回戦が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のゴールなどで、4部に所属するエネルギー・コットブス(Energie Cottbus)に3-1で勝利した。

 試合前には2桁得点も予想されたバイエルンは、序盤こそコットブスに抑えられたが、30分過ぎにレワンドフスキが至近距離から先制点をマークした。

 前半はレワンドフスキとキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)のシュートがクロスバーに嫌われていたバイエルンだったが、64分にはコマンが距離のある位置からチーム2点目のゴールを奪うと、85分にはレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)のシュートがレワンドフスキに当たってゴールに入り、快勝を締めくくった。

 クラブ最高額で加入したDFリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)が終盤にデビューを飾ったバイエルンは、試合終了間際に失点を喫したが、最終的には25シーズン連続となる2回戦進出を決めた。

 バイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督はスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「選手たちは良いプレーを見せた。エルナンデスは89分より前に投入したかったが、彼は長引いた膝のけがから復帰したばかりだ」と話した。

 またコヴァチ監督は試合前、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に所属しているイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)のローン加入をおおかた認め、移籍は「当然」前進するだろうと公共放送ARDに話した。

 30歳のペリシッチは12日朝、メディカルチェックのためにミュンヘンを訪れたが、バイエルンはペリシッチの加入について公式には発表していない。

 コヴァチ監督が率いるバイエルンは16日、ホームでヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)とのリーグ開幕戦に臨む。(c)AFP