【8月6日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが5日に発表され、シティ・オープン(Citi Open 2019)で4強入りを果たしたステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)が初のトップ5入りを果たした。

 今季、オープン13(Open 13 Provence 2019)とエストリル・オープン(Millennium Estoril Open 2019)を制し、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)でも決勝に進出しているチチパスは、上位20選手の中では最年少の20歳。

 カナダ・モントリオールで今週行われているロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)では獲得可能なポイント数が多い中で、6位の錦織圭(Kei Nishikori)とは5ポイントしか離れていないため、チチパスがトップ5に君臨する期間は短いかもしれない。

 ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は1位の座をキープし、2位にラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、3位にロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が続いた。

 ジョコビッチの1位在位期間は通算263週だが、フェデラーが持つ同310週の最長記録とは47週の差がある。

 他の選手では、シティ・オープンの決勝でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)を下して優勝したニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が、25ランク上げて27位にジャンプアップ。キリオスが27位につけるのは昨年の10月上旬以来であり、トップ20復帰も目前になっている。

 またメドベージェフが順位を一つ上げて9位になった一方、ファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)はトップ10から陥落した。

 最新ATPランキングは以下の通り。

1位:ノバク・ジョコビッチ/1万2415ポイント
2位:ラファエル・ナダル/7945ポイント
3位:ロジャー・フェデラー/7460ポイント
4位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/4755ポイント
5位:ステファノス・チチパス/4045ポイント
6位:錦織圭/4040ポイント
7位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/4005ポイント
8位:カレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)/2890ポイント
9位:ダニール・メドベージェフ/2745ポイント
10位:ケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)/2500ポイント
27位:ニック・キリオス/1475ポイント

(c)AFP