【8月3日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がハリー・マグワイア(Harry Maguire)の獲得に向けて、レスター・シティ(Leicester City)にDFとしては世界最高額となる8000万ポンド(約103億円)の移籍金を支払うことで合意したと、2日に英メディアが報じた。

 26歳のマグワイアが、この週末にユナイテッドでのメディカルチェックを受けると英スカイ・スポーツ(Sky Sports)やBBCが伝えている。

 昨年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)でイングランドの準決勝進出に貢献してから、ユナイテッドが獲得を望んでいたマグワイアは、オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)からイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に加入したマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)の、ボーナスを含めた移籍金8550万ユーロ(約101億円)を超える値段で移籍することになる。

 ユナイテッドは今夏、クリスタルパレス(Crystal Palace)からアーロン・ワン・ビサカ(Aaron Wan-Bissaka)、スウォンジー・シティ(Swansea City)からダニエル・ジェームズ(Daniel James)を獲得しており、マグワイアは3人目の補強となる。

 マグワイアは2017年にハル・シティ(Hull City)からレスターに加入し、リーグ戦では通算69試合に出場。昨年9月にはレスターと新たに5年契約を結んでいた。

 ユナイテッドはまた、ユベントスとのトレードでロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)を送り出してパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)を獲得する可能性もある。(c)AFP