【7月31日 AFP】アフガニスタン西部ファラー(Farah)州で31日午前6時(日本時間同11時)ごろ、多数の乗客を乗せたバスが道路脇に仕掛けられた爆弾に当たり、少なくとも28人が死亡した。地元当局が発表した。

 ファラー州の広報担当者は、「カンダハル(Kandahar)州とヘラート(Herat)州を結ぶ幹線道路を走っていた旅客バスが、道路脇に仕掛けられた旧支配勢力タリバン(Taliban)の爆弾に当たった。現時点で、少なくとも28人が死亡、10人が負傷した」と話した。全員が民間人で、その大半は女性と子供だったという。

 アフガン大統領府の報道官は、ファラー州の発表より多い34人死亡、17人負傷とし、タリバンの仕業だと述べた。これまでのところタリバンは、この爆弾に関わったとする声明を出していない。(c)AFP