【7月28日 AFP】6月に母国ドミニカ共和国で銃撃された元米大リーグ(MLB)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のデビッド・オーティス(David Ortiz)氏が、3度の手術を経て、銃撃から7週間ぶりに退院したと米メディアが報じた。

 米スポーツチャンネルESPNの報道によれば、オーティス氏は母国のバーで銃撃された後に米国の病院へ移っていたが、親族が同メディアに「デビッドは26日から自宅へ戻っている」と伝えた。

 親族は「家では複数の看護師がフルタイムで支援し、担当医も定期的に検診に訪れている」「今後も必要な治療とリハビリを続け、今回の負傷と手術からの回復を目指していく」と話している。

 現在43歳のオーティス氏は6月9日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにあるナイトクラブで、座っていた際に背後から銃撃された。その晩のうちに緊急手術を受け、翌日に空路でボストン(Boston)市内の病院へ移されていた。

 地元警察は今回の事件で14人を逮捕しており、捜査は現在も続いている。(c)AFP