【7月18日 AFP】(更新)イラン革命防衛隊(IRGC)は18日、ペルシャ湾(Persian Gulf)で「外国のタンカー」1隻を拿捕(だほ)し、乗組員12人を拘束したと発表した。燃料を密輸しようとしていたと主張している。

 IRGCのウェブサイト「セパフニュース(Sepahnews)」によると、同船は14日、ペルシャ湾のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)に浮かぶイラン領の「ララク島(Larak Island)南方」で拿捕されたという。

 タンカーの名称や国籍などの詳細は明らかにされていない。

 同隊は、「タンカーの積載能力は200万リットルで、外国人乗組員12人が乗船。航行を阻止した際、同船はイランの複数の船から積み込んだ密輸燃料を、別の地域の外国船へと輸送しようとしていた」と説明している。

 イラン当局はこの2日前、救難信号を受けて外国のタンカー1隻の救助に当たったと発表していたが、同船を拿捕したことには言及していなかった。(c)AFP