【7月17日 Xinhua News】17日に開催された上半期の重点農産物市場運行情勢に関する記者会見で、中国農業農村部市場・情報化司の唐珂(Tang Ke)司長は、今年3月から、豚肉価格の騰勢が続き、最近の上昇幅はやや拡大しており、農業農村部のモニタリングでは、6月の豚肉卸売市場価格は1キログラム当たり平均21.59元(1元=約16円)となり、前月比で4.7%上昇し、前年同月比では29.8%上昇したと発表した。

 下半期(7~12月)は豚肉需給関係が一段とひっ迫し、豚価格の騰勢圧力が増大すると予想されるが、家禽(かきん)肉、鶏卵、牛乳などの家禽・家畜製品の生産量が増え、消費構造調整が加速するとともに、輸入豚肉およびその製品の数量もやや増えることから、肉類市場供給は全体的に確保できる見通しだ。(c)Xinhua News/AFPBB News