【7月17日 AFP】カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)は16日、アフリカネーションズカップ(2019 The Africa Cup of Nations)で決勝トーナメント1回戦敗退に終わったことを受けて、クラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)監督とアシスタントのパトリック・クライフェルト(Patrick Kluivert)氏の解任を発表した。

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 カメルーンは6日の試合でナイジェリアに2-3で屈し、連盟の言う「早すぎる」敗退に終わっていた。2018年8月に就任したセードルフ監督、そしてクライフェルト氏の「不屈のライオン(Indomitable Lions、カメルーン代表の愛称)」での戦いは、公式戦9試合でわずか3勝という戦績だった。

 連盟は今後、開催国を務める2021年のネーションズカップに向けて新監督を探すことになる。

 元オランダ代表のセードルフ氏は、現役時代はACミラン(AC Milan)やレアル・マドリード(Real Madrid)で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇4回、国内リーグ優勝5回に加え、数々の個人賞を受賞する輝かしいキャリアを送った。

 しかし指導者転向後はキャリアが暗転し、古巣のミランや中国スーパーリーグ(1部)の深センFC(Shenzhen F.C.)で結果を残せず、デポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)では2部降格。そしてカメルーンではネーションズカップで早期敗退と評価を落としている。(c)AFP