【7月11日 Parismodes.tv】伊ミラノで20年春夏ミラノ・メンズコレクションが開催され、フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が手掛ける「マルニ(MARNI)」が新作を発表した。フランチェスコがインタビューに応じた。

 コレクションのクリエイティブ・コンセプトは「反抗は美しく、美しさは反抗的(Rebellion is beautiful and beauty is rebellious)」。

 空のような天井には、再生ペットボトルで構成した雲が。スタンディングの観客の目の前をモデルたちが素早く通り過ぎる。エルネスト・チェ・ゲバラ(Ernesto Che Guevara)とトルーマン・カポーティー(Truman Capote)という二人の男の出会いに着想を得たワードローブは、再解釈した迷彩柄、シャツとポロシャツのオーバーレイ、プルアップスリーブのスーツ、スリットの入ったハイウエストのパンツなどで構成。

 ミリタリーとトロピカルがミックス。色合いは柔らかく、シルエットはゆったりとしたエフォートレス。リサイクルの粘着テープからできた大きな帽子はジョージア人アーティストのShalva Nikvashviliの作品。シルバーのブローチは、長井一馬(Kazuma Nagai)によるもの。サンダルとマキシバッグはアップサイクルの素材を用いたハンドメイドだ。(c)Parismodes.tv