【7月11日 AFP】ツール・ド・フランス(2019 Tour de France)は10日、第5ステージ(サンディエデヴォージュからコルマール、175.5キロメートル)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)が、大会通算12回目となるステージ優勝を飾った。

 これまでにUCIロード世界選手権大会(UCI Road World Championships)で3度の優勝を誇り、ツールでは6度ポイント賞のマイヨ・ヴェール(グリーンジャージー)を獲得しているサガンは、今大会ですでに2度僅差で優勝を逃していたため、この日の勝利はファンの間でも話題になるだろう。

 一方、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe、フランス)は、最後の峠の下りではステージ制覇も狙える位置につけるなどし、総合首位のマイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を守った。

 11日に行われる第6ステージは、きつい山頂でのフィニッシュで締めくくられる今大会初の本格的な山岳ステージとなっている。(c)AFP