【6月29日 AFP】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は29日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長と会う用意があると同日朝、明らかにしたことについて、「非常に興味深い提案」だが正式な招待はまだ受けていないという崔善姫(チェ・ソンヒ、Choe Son Hui)外務次官の談話を伝えた。

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 KCNAによると崔外務次官は、「私は、もしDPRK(北朝鮮)と米国の首脳会談がトランプ大統領の考えの通り軍事境界線で行われれば、両首脳の個人的な関係をいっそう深め、両国関係を進展させる新たな意義のある機会になるものと考えている」と述べたという。(c)AFP