【6月28日 AFP】(更新)米アップル(Apple)は27日、「iPhone(アイフォーン)」などの製品の開発で中心的な役割を担ったジョナサン・アイブ(Jonathan Ive)最高デザイン責任者(CDO)が、自らの会社を立ち上げるため年内に退職すると発表した。

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 アップルは、アイブ氏の退職理由について「アップルなどを主要顧客とする独立したデザイン会社をつくるため」だと説明している。

 ティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)は「ジョニーはデザイン界で唯一無二の人物であり、アップル再生で果たした役割はどんなに強調してもしきれないほどで、1998年の革新的なiMac(アイマック)に始まり、iPhone、そして彼が多大なエネルギーと関心を注いできた前例なき野心的事業であるアップルパーク(Apple Park)にも及んでいる」と述べた。(c)AFP