【6月26日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は25日、2024年パリ五輪の追加競技としてブレークダンスなど4競技を採用する方針を投票で決めた。

 他に追加が決まったのはスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンで、4競技のうちパリで初採用となるのはブレークダンスのみ。残る3競技は2020年東京五輪で初実施される。追加の方針は25日に行われたIOCの総会で決まったが、正式決定の場は2020年12月のIOC理事会となる。

 IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は「パリが提案した4競技はどれもアジェンダ2020の方針に合致する。五輪プログラムのジェンダーバランスをさらに改善し、いっそう都会的にし、若い世代と五輪をつなげる機会を生み出す力になるはずだ」と発表した。

 パリ五輪の大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長もIOCの決定を歓迎し、4競技の追加を提案した理由について会見で、「今回の五輪ではクリエーティビティーを中心に据えることを決めた。それにより、パリ五輪は革新的な大会になるだろう」と話した。(c)AFP