【6月26日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は25日、決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、イタリアは中国に2-0で勝利し、約30年ぶりとなる8強入りを果たした。

 15分、ヴァレンティーナ・ジャチンティ(Valentina Giacinti)のゴールで先制に成功したイタリアは、途中出場のアウロラ・ガッリ(Aurora Galli)が49分に追加点をマーク。気持ちの入った戦いを見せた中国を下し、1991年大会でマークした最高成績に並んだ。

 初の準決勝進出を目指すイタリアは29日、日本を下したオランダとバランシエンヌ(Valenciennes)で対戦する。

 イタリアを率いるミレーナ・ベルトリーニ(Milena Bertolini)監督は、国営イタリア放送協会(RAI)に対し「難しい試合をものにし、素晴らしい結果を手にした。美しいサッカーは見せられなかったが、選手たちは全力を尽くしたし、チームは冷静だった」「準々決勝進出は非常に満足できる結果」とコメントした。(c)AFP