【6月25日 Xinhua News】中国は25日午前2時9分(日本時間同3時9分)、四川省(Sichuan)の西昌衛星発射センターから運搬ロケット長征3号Bで北斗ナビゲーションシステム(BDS)の46基目の衛星を打ち上げることに成功した。

 これは2基目の傾斜対地同期軌道衛星で、BDSの中の北斗3号システムの21基目。

 軌道上で一連のテストを行った後、北斗3号システムのこれまでに打ち上げられた20基の衛星と共に衛星コンステレーションを形成し、適時にサービスを提供し、北斗システムのカバー能力とサービス性能を一段と高める。

 今回打ち上げられた衛星と使用された運搬ロケットは中国航天科技集団有限公司所属の中国空間技術研究院と中国運搬ロケット技術研究院が開発製造を担当した。

 長征シリーズ・ロケットの飛行は307回目。(c)Xinhua News/AFPBB News