【6月23日 AFP】米国のジョン・ボルトン(John Bolton)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、イラン政府に対し、イランへの報復攻撃を直前で中止したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の決断を「弱腰」などと誤った解釈をしないようにと警告した。

 イランによる20日の米無人偵察機(ドローン)撃墜をめぐり、トランプ氏は報復攻撃を準備していたが直前に中止したと21日に明かしていた。

 これについてボルトン氏は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相との会談のために訪れているエルサレム(Jerusalem)で、「イランや他の敵対勢力は、米国の慎重さや思慮深さを誤って弱腰と捉えるべきではない」と発言。「われわれは軍隊を新たに編成した。出撃準備は整っている」と述べた。(c)AFP