【6月24日 AFP】19F1第8戦フランスGP(France Grand Prix 2019)は23日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)を抑えて優勝を飾り、ドライバース選手権でのリードを広げた。

 5度の総合優勝を誇るハミルトンは、非の打ち所のないドライビングで昨年に続くポールトゥウィンを飾り、4連勝で今季の勝利数を6、通算優勝回数を79に伸ばした。

 これでメルセデス勢は今季の全勝記録を継続するとともに、昨季から続く連勝を10に伸ばした。

 全21戦中8戦を終えてハミルトンは187ポイントで総合争いの首位に立ち、ボッタスが151ポイントの2位につけている。

 3位には終盤にボッタスに詰め寄ったフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が入り、4位にはレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)、5位にはベッテルが入った。

 予選ではトラブルもあり7番手だったベッテルは、終盤のピットストップで新しいタイヤを装着すると、ハミルトンが持つトラックレコードを0秒024更新するファステストラップをたたき出した。

 6位にはマクラーレン(McLaren)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、7位にはルノー(Renault)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)、8位にはアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、9位にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、10位にはマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が続いた。

 その後、リカルドはレース中の危険な動きにより二つの5秒ペナルティーを科されたため11位に降格。7位以下がそれぞれ順位を上げ、レッドブルのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が10位に昇格した。(c)AFP