【6月20日 AFP】テリーザ・メイ(Theresa May)英首相の後継を決める与党・保守党党首選挙は19日、第3回投票が行われ、ロリー・スチュワート(Rory Stewart)国際開発相が脱落し、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)前外相・前ロンドン市長が残る3候補者との差をさらに広げた。

 異色の政治家であるスチュワート氏は予想に反する健闘ぶりを見せていたが、得票数は前回投票を10下回る27と、5候補で最低となり、ついに落選した。

 この日55歳の誕生日を迎えたジョンソン氏は、全313票のうち143票を獲得。2位以下を大差で引き離した。2番手につけたジェレミー・ハント(Jeremy Hunt)外相の得票数は54。続くマイケル・ゴーブ(Michael Gove)環境・食料・農村相は51、サジド・ジャビド(Sajid Javid)内相は38だった。(c)AFP/Alice RITCHIE, Robin MILLARD