【6月18日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は17日、グループAの試合が行われ、ノルウェーは2本のPKで韓国に2-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 味方が得たPKを成功させ、開始4分でノルウェーに先制点をもたらしたキャロライン・グラハム・ハンセン(Caroline Graham Hansen)は、後半開始直後にもPKを獲得した。

 しかし、このプレーで負傷したハンセンは治療を強いられ、イザベル・ヘルロフセン(Isabell Herlovsen)のPK成功をピッチの外から見守らねばならなかった。

 ノルウェーは78分、余敏智(Min-ji Yeo、ヨ・ミンジ)に1点を返されたものの、2本目のPKが決勝点となり2-1で勝利。グループAの2位で決勝トーナメントに駒を進めることになった。

 記者団から次の試合に出場できるか問われたハンセンは「まだ分からないけれど、ドクターの判断はポジティブなものだった。問題ないだろう」と答えた。

 また、3連敗でグループステージ敗退が決まった韓国については「思っていた以上に良いチームだった。自分たちの出来があまり良くなかった中で勝ち上がることができ満足している」とコメントした。

 ノルウェーは決勝トーナメント1回戦で、グループCに所属するイタリア、ブラジル、オーストラリアのいずれかと対戦する。同組のグループステージ第3節は18日に行われる予定であり、3チームがすべて勝ち上がる可能性も残されている。

 ノルウェーのマーティン・シューグレン(Martin Sjogren)監督は、「対戦相手が決まるまで待たなくてはいけないが、非常に強い印象を持ったのはイタリア」と話した。(c)AFP/Terry DALEY/Andy SCOTT