【6月13日 AFP】コロンビアの首都ボゴタに住むパウリナ・マエチャ(Paulina Mahecha)さんの娘は2004年、内戦のさなか自警団にレイプされ、殺害され、ばらばらに切断された。14年間、娘のマリア・クリスチーナ・コボ(Maria Cristina Cobo)さんの遺体を捜しているが、見つけられずにいる。マエチャさんは今、布で娘にそっくりの人形を作り、苦しみを癒やしている。

「完成(した人形)は、とても繊細で美しい。娘が誕生したときや、学校を卒業し看護師になったときを思い出す。まるで娘が生まれ変わったように感じる」とマエチャさんは語った。映像は5月30日撮影。(c)AFP