【6月13日 AFP】ラグビー指導者のウォーレン・ガトランド(Warren Gatland)氏が12日、2021年の南アフリカ遠征に臨むブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)のヘッドコーチ(HC)に正式に指名された。

 現在ウェールズ代表を率いるガトランド氏は、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)終了後に同国指揮官を退任することが決まっており、2020年8月から正式にライオンズのHCとして仕事をスタートする。

 ガトランド氏がライオンズを率いるのは3シリーズ連続。2009年の南アフリカ遠征で当時の指揮官であるイアン・マクジーチャン(Ian McGeechan)氏のアシスタントコーチを務めた後、HCとして臨んだ2013年のオーストラリア遠征ではシリーズの勝ち越しに成功し、2017年のニュージーランド遠征でも互角の戦績を残した。

 ガトランド氏は、「再びライオンズを率いることになり、とても光栄でうれしく思う」「4か国から選び抜かれた最高の選手たちを指揮することは、興奮を覚えると同時に最高のチャレンジだ」と述べた。(c)AFP