【6月9日 AFP】(写真追加)英国のヘンリー王子(Prince Harry)の妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex、37)が、同国首都ロンドンでエリザベス女王(Queen Elizabeth II、93)の「公式誕生日」を祝うため、先月6日の第1子出産後初めて公の場に姿を現した。

 メーガン妃は毎年恒例の軍事パレード「軍旗分列行進式(Trooping the Colour)」にヘンリー王子と共に出席した。メーガン妃にとって今回の式典は先月6日に夫妻の第1子アーチー(Archie)ちゃんを出産した後としては初の公務となった。

 英国で最も名声の高い連隊が壮麗な行進を見せる軍旗分列行進式は、君主の公式誕生日を祝う行事として行われることが1748年に決められたとされる。今年は1400人以上の兵士と300頭近くの馬、400人に上る音楽隊が参加した。

 メーガン妃は5月6日早朝、ロンドンの私立病院でアーチーちゃんを出産後、4週間にわたり出産休暇を取っていたが、この日ヘンリー王子やチャールズ皇太子(Prince Charles)の妻カミラ夫人(Camilla, Duchess of Cornwall)、ウィリアム王子(Prince William)の妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)と共にロンドン中心部を馬車で通過した後、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のバルコニーにエリザベス女王らと並んで姿を現した。

 また、ウィリアム王子とキャサリン妃の次男で今年4月に1歳になったルイ王子(Prince Louis)も、毎年恒例のこの催しに初めて参加した。(c)AFP