【6月8日 AFP】国連(UN)総会は7日、安全保障理事会(UN Security Council)の非常任理事国にエストニア、ニジェール、チュニジア、ベトナム、セントビンセント・グレナディーンを選出した。5か国は来年1月に赤道ギニア、コートジボワール、クウェート、ポーランド、ペルーと交代する。任期は2年間。

 投票は秘密投票で行われた。エストニアはルーマニアと東欧枠を、セントビンセント・グレナディーンはエルサルバドルと中南米枠をそれぞれ争ったが、ニジェール、チュニジア、ベトナムはすでに地域の候補として選ばれていたため対立候補はいなかった。

 エストニアはサイバーセキュリティーを柱に選挙戦を展開し、初の安保理入りを決めた。同じく初の安保理入りとなるセントビンセント・グレナディーンは、気候変動対策の推進を公約している。(c)AFP