【6月3日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2019)第7戦、ラリー・ポルトガル(Vodafone Rally de Portugal 2019)は2日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が優勝。しかし年間順位では、最終日に3位に食い込んだシトロエン(Citroen)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が首位を守った。

 ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)に15.9秒差をつけて優勝したタナックは、ラリー・スウェーデン(2019 Rally Sweden)、ラリー・チリ(Copec Rally Chile 2019)に次ぐ今季3勝目を挙げた。

 一方、タナックのチームメートで、2位で最終日を迎えたクリス・ミーク(Kris Meeke、英国)にとっては、踏んだり蹴ったりの一日となった。まずはスピンしてヌービルに順位で抜かれると、最終ステージではコースアウトしてリタイア。この結果、最後のパワーステージを制したオジェが3位でフィニッシュした。(c)AFP