【6月1日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2019)は31日、サウスカロライナ州チャールストン(Charleston)のカントリークラブ・オブ・チャールストン(Country Club of Charleston)で2日目が行われ、悪天候による中断で日没サスペンデッドとなる中で、比嘉真美子(Mamiko Higa)が通算6アンダーで暫定ながら単独首位を守った。

 25歳で世界ランク49位の比嘉は、大会初出場選手の初日のスコアでは史上最少となる6アンダー「65」で首位発進したのに続いてこの日も1打差でトップを維持し、「タフな一日をバーディーで締めくくれたので、とてもうれしい」とコメントした。

 比嘉は折り返しの1番と2番で連続ボギーをたたいたものの、4番と5番の連続バーディーで挽回。さらに、最終ホールとなったパー5の9番では、日が沈んで暗くなっていく中でバーディーパットをねじ込み、4バーディー4ボギーを記録した複雑なラウンドを「71」のイーブンパーでホールアウトした。

 日本勢が首位で全米女子オープンの決勝ラウンドに進むのは、2011年大会で2日目に「67」を記録してトップに立った宮里美香(Mika Miyazato)以来となる。

 第2ラウンドは悪天候で2時間の中断があり、45人がコースに残る中で日没を迎えた。18番のフェアウエーでは大きな木に落雷があり、近くには数人が立っていたものの、けが人はいなかった。

 その中で、この日ノーボギーでスコアを三つ伸ばした米国のジェシカ・コルダ(Jessica Korda)が通算5アンダーの暫定2位につけている。アマチュアのジーナ・キム(Gina Kim、米国)は通算4アンダーを記録し、4ホールを残して同スコアで並んでいるセリーヌ・ビュティエ(Celine Boutier、フランス)と暫定3位タイに続いている。

 通算3アンダーの暫定5位タイグループには、3ホールを残しているコルダの妹ネリー・コルダ(Nelly Korda)をはじめ、米国勢ではトップの世界ランク8位につけ、2ホールを残しているレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson)ら4人がつけている。(c)AFP