【5月25日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝のリバプール(Liverpool FC)戦を前に、トレーニング施設に滞在したいというトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の要求を拒否したというトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督の発言に、怒りの反応を示した

 トッテナムは6月1日の決勝戦を前に、今月30日と31日にバルデベバス(Valdebebas)にあるレアルのトレーニング施設で練習を行う。

 トッテナムのポチェッティーノ監督はスペインのラジオ局カデナ・コペ(Cadena Cope)に対し、クラブがレアルに対し同施設での宿泊を要望したと明かした。

 選手たちは施設に宿泊するのかと問われたポチェッティーノ監督は軽い口調で「いいや、そこから近いホテルに宿泊する。こちらから頼んだ。頼んだが、(レアルの会長)フロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)の許可が出なかった」と語った。

 指揮官は笑いながら「『マドリード(レアル)を指揮すれば、そこで眠ることができる』と彼は言うんだ。サブリミナルメッセージじゃないか?違うかい?」と続けた。

 これを受けレアルは24日、トッテナム側からそういった要望は受けていないとして、「トッテナム・ホットスパーがチャンピオンズリーグ決勝に向けシウダー・レアル・マドリード(トレーニング施設)に宿泊できるようにするために、われわれのクラブにされたとされる申請について、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の発言に驚いている」「レアル・マドリードは、要請が全くの虚偽であることを明確にしたい」と発表文を出している。(c)AFP