【5月24日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は23日、2018-19シーズンのオールNBAチームを発表し、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)とヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のジェームス・ハーデン(James Harden)が最多票を集めてファーストチーム入りを果たした。しかし、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)は、2007-08シーズン以降では初めてトップ5入りを逃した。

 211センチの長身を誇り、「ギリシャの変わり者」として知られる24歳のアデトクンポと、ロケッツのハーデンは満票で選出された。両選手とオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のポール・ジョージ(Paul George)は、先日発表されたレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)の最終候補にも選ばれている。

 今季のファーストチームには、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のステフェン・カリー(Stephen Curry)とデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)のニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)も名を連ねた。

 しかし、レイカーズに移籍した今季は低調でけがにも見舞われ、2005年以来初めてプレーオフ出場を逃したジェームズがシーズンのトップグループに入り込む隙間はなかった。それでも同選手はサードチームに入り、オールNBAチーム選出の連続記録を15に伸ばした。

 セカンドチームには、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のダミアン・リラード(Damian Lillard)、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)のカイリー・アービング(Kyrie Irving)、ウォリアーズのケビン・デュラント(Kevin Durant)、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)のカウィ・レナード(Kawhi Leonard)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)が選ばれた。(c)AFP