【5月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)とフェラーリ(Ferrari)が、今週末に行われる19F1第6戦のモナコGP(Monaco Grand Prix 2019)で、先日亡くなった伝説的ドライバー、ニキ・ラウダ(Niki Lauda)氏への追悼のメッセージを車体に入れることを明かした。

 フェラーリとメルセデスは、年間王者に3度輝いたラウダ氏へのメッセージをそれぞれのマシンに記すことになった。

 メルセデスはさらに、非常勤会長を務めていたラウダ氏の死を悼んでスタッフが黒の喪章を巻くとみられており、同氏がかつて所属したマクラーレン(McLaren)もマシンにメッセージを入れるという。

 現役時代、フェラーリで1975年と1976年にモナコGPを制したラウダ氏は、チーム運営に携わったメルセデスでも引退後に成功を収めた。

 また26日に予定されているモナコGP決勝の前に、訃報が伝えられたラウダ氏を公式に追悼することも発表された。ファンやF1にまつわるすべての人々からレジェンドとして認識されているラウダ氏を追悼するために、1分間の黙とうがささげられる見通しとなっている。(c)AFP