【5月23日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)は22日、第11ステージ(カルピからノビリグレ、221キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)がグルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)とのスプリント勝負を制し、ステージ優勝を果たした。

 4日前の第8ステージに続き今大会2勝目を挙げた24歳のユアンは、山岳ステージへの突入を翌日に控え、レース後に同大会を離れると明かした。ユアンが所属するロット・ソウダルは、公式サイトに「ステージ2勝を挙げたユアンはオーストラリアに戻り、今後数週間はツール・ド・フランス(2019 Tour de France)に向け準備を行う」と記した。

 23日に行われる第12ステージは、クーネオ(Cuneo)からピネローロ(Pinerolo)までの158キロメートルとなっており、以降はスプリントでのフィニッシュが望める第18ステージを除き、大半がアルプス(Alps)を舞台に争われる過酷な1週間となる。

 また、総合順位ではUTE(UAE TEAM EMIRATES)のヴァレリオ・コンティ(Valerio Conti、イタリア)が1位の座をキープしている。(c)AFP