【5月21日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが20日に発表され、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2019)を制したカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が順位を五つ上げて2位に浮上し、大坂なおみ(Naomi Osaka)が君臨する王座を視界に捉えている。

 決勝でジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)を下し、キャリア通算13勝目を挙げた27歳のプリスコバは、26日に開幕する全仏オープンテニス(French Open 2019)に第2シードとして臨む。

 全仏オープンで連覇を狙うシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は1ランクダウンの3位に後退したが、大坂の王座は依然として危うい状況となっている。

 またプリスコバの上昇を受け、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が二つ、ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が一つ順位を落とした。

 イタリア国際で3月以来の復帰戦に臨んだセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)との2回戦を試合前に棄権したが、トップ10返り咲きを果たしている。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:大坂なおみ/6486ポイント
2位:カロリーナ・プリスコバ/5685ポイント
3位:シモナ・ハレプ/5533ポイント
4位:キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)/5405ポイント
5位:アンゲリク・ケルバー/5095ポイント
6位:ペトラ・クビトバ/5055ポイント
7位:スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)/4552ポイント
8位:アシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)/4430ポイント
9位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/3967ポイント
10位:セレーナ・ウィリアムス/3521ポイント

(c)AFP