【5月19日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)は18日、第8ステージ(トルトレトリドからペーザロ、239キロメートル)が行われ、ロット・ソウダル(Lotto Soudal)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)が集団スプリントを制し、ステージ優勝を果たした。

 24歳のユアンは、今大会で3度にわたりステージ優勝を目前で逃していたが、この日は圧巻の爆発力を見せてドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、イタリア)を2位、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のパスカル・アッカーマン(Pascal Ackermann、ドイツ)を3位に抑え、フィニッシュラインを切ると感情を爆発させた。

 総合優勝候補に挙げられているミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)やチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)、バーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)らは集団でフィニシュし、全員同タイムだった。

 第6ステージで総合首位に躍り出たUTE(UAE TEAM EMIRATES)のヴァレリオ・コンティ(Valerio Conti、イタリア)が3日連続でピンクジャージーを維持している。(c)AFP