【5月17日 東方新報】中国・上海市長寧区(Changning)昭化路(Zhaohua Road)148号で16日午前11時30分ごろ、改築工事を行っていた建物が倒壊し、20人以上が下敷きとなった。

 上海市応急管理局の微博(ウェイボー、Weibo)公式アカウントによると、倒壊した建物は工事中で、20数人の建築作業員が作業に従事していたという。17日午前1時45分の時点で、捜索救出活動はほぼ終了し、下敷きとなっていた25人が救出され、このうち10人が救急治療のかいなく死亡した。同局は関連部門と事故調査チームを設立し、調査を進めている。

 現場では、事故発生地域では臨時の交通規制が敷かれ、周辺の商店、住宅の外には幾重にも警戒線が張られていた。(c)東方新報/AFPBB News