【5月14日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)は13日、第3ステージ(ヴィンチからオルベテッロ、220キロメートル)が行われ、ドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、イタリア)が先頭でフィニッシュしたが、最後のスプリント勝負で他の選手を妨害したとして、ステージ勝利を剥奪された。

 映像を確認した結果、レース主催者はヴィヴィアーニの順位を落とすことに決め、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のフェルナンド・ガヴィリア(Fernando Gaviria、コロンビア)が繰り上がりでステージ優勝を果たした。2位にグルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)、3位にボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のパスカル・アッカーマン(Pascal Ackermann、ドイツ)が入った。

 チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が初日から総合首位の座を維持し、ミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)に19秒差、バーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)に23秒差をつけている。(c)AFP