【5月11日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)は10日、フランス杯(French Cup 2018-19)決勝後にファンを殴打したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に、3試合の出場停止処分を科した。

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 FFFは発表の中で、2試合のさらなる出場停止については執行猶予が付いたネイマールへの処分は13日から適用されるとしており、同選手は11日に行われるアンジェSCO(Angers SCO)戦は出場可能となる。

 しかしながらネイマールはそれ以降の今季リーグ戦残り2試合と、フランス杯でPSGを下したレンヌ(Stade Rennes FC)と8月に中国・深セン(Shenzen)で対戦するスーパーカップ(Trophee des Champions 2019)を欠場することになる。

 ネイマールは先月行われたフランス杯決勝でPK戦の末にレンヌに敗れた後、表彰式で準優勝のメダルを受け取るため階段を上る途中、自分たちを侮辱した観客に手を出した。

 一方でネイマールは、先月の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦後、審判に暴言を吐いたとして欧州サッカー連盟(UEFA)から主催試合3試合の出場停止処分を受けており、これに対しては異議を申し立てている。(c)AFP