【5月9日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2019)は8日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-3でアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)を下し、同大会で自身初の準々決勝進出を果たした。

 4月のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2019)では腹筋を痛めて準決勝を棄権した大坂は、負傷した箇所の違和感を試合中に覚えることはないと話している。

「特に問題はないから、とてもうれしい」「今は非常に良い状態。テニスをしていて再び楽しく感じるし、それはどんな時も自分にとって良いこと。そういったメンタリティーの時はいつも良いプレーができる」

 四大大会(グランドスラム)で連続優勝中の大坂は、準々決勝でベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)と対戦する。ベンチッチは予選勝者のカテリナ・コズロワ(Kateryna Kozlova、ウクライナ)を6-0、6-2で退けて勝ち上がった。

 準々決勝でベンチッチに勝利すれば、大坂は準決勝で世界ランキング3位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)との対戦が見込まれる。第3シードのハレプはヴィクトリア・クズモワ(Viktoria Kuzmova、スロバキア)に6-0、6-0で完勝し、わずか44分で8強入りを決めた。

 また、第2シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、キャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)を6-3、6-3で退けてベスト8入り。準々決勝の対戦相手は第7シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)に決まった。(c)AFP/Thomas ALLNUTT