【5月8日 AFP】ブルガリア南部の山岳地ロドピ(Rhodope)で昨年4月に保護されたヒグマの子ども3頭が6日、1年間にわたる野生復帰プログラムを終え、自然環境に再び放たれた。

 親グマとはぐれたとみられる雄の「ミトコ(Mitko)」と「ジョナス(Jonas)」、雌の「ラドスティーナ(Radostina)」の3頭は、保護された後、ギリシャにある動物保護施設「アルクトロス(Arcturos)」へと送られた。

 映像前半は、ギリシャの保護施設アルクトロスで、GPS追跡機能付きの首輪を子グマたちにつける専門家グループ。後半は、ブルガリアの中央バルカン国立公園(Central Balkan National Park)で自然環境に戻される子グマたち。動物愛護団体「フォー・ポーズ(Four Paws)」が5日と6日に撮影。(c)AFP