【4月26日 AFP】イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選ぶ18-19シーズンの年間ベストイレブンが25日に発表され、マンチェスター・シティ(Manchester City)とリバプール(Liverpool FC)の選手以外では、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のMFポール・ポグバ(Paul Pogba)が唯一の選出となった。

 オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督が暫定指揮官に就任した直後こそ鮮烈なパフォーマンスを見せていたポグバだが、シーズンを通してのパフォーマンスは平凡なレベルであり、今回の選出は意外なものとなった。

 シティとリバプールが人々を夢中にするような激しい優勝争いを演じる中、シティは24日に敵地で行われたマンチェスター・ダービーに2-0で勝利し、首位に浮上。一方、ユナイテッドのポグバはチームに待望の勝利をもたらすことができなかった。

 今回のベストイレブンでは、シティからはGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)、DFアイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)、MFベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)、MFフェルナンジーニョ(Fernandinho)、FWセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、FWラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)の6選手が選出。

 また、リバプールからはDFアンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)、DFトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)、DFビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)、FWサディオ・マネ(Sadio Mane)の4人が選ばれている。

 ファン・ダイクとスターリングは、PFAが選ぶ年間最優秀選手賞を争うとみられている。

 しかし、今季のリーグ戦で19ゴールを挙げているリバプールのFWモハメド・サラー(Mohamed Salah)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)のFWハリー・ケイン(Harry Kane)やFW孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)、チェルシー(Chelsea)のMFエデン・アザール(Eden Hazard)といった選手がベストイレブンに入る余地は残されていなかった。

 PFAのベストイレブンは、プロサッカー選手協会の会員投票で決定する。

 シティからは昨シーズンも5人の選手が選ばれていたが、2年連続でベストイレブンに入ったのはアグエロだけとなった。(c)AFP