【4月25日 AFP】アフガニスタンはアヘンの原料となるケシの生産量が世界最大で、数十万人の雇用が生み出されている。旧支配勢力タリバン(Taliban)や役人がケシ栽培によりしばしば利益を得ているため、農家は処罰を受けずに栽培できる。

 アフガニスタンの地方では、果てしなく広がるケシ畑に花が咲き誇っている景色は普通のことだ。ただ、この畑は同国南部ヘルマンド(Helmand)州の州都ラシュカルガー(Lashkar Gah)の中心部にあり、当局が管理している。

 AFPの取材班が今月このケシ畑を訪れた時には、丸々としたケシの実に切れ込みを入れ、にじみ出た乳白色の液体を採取する人たちの姿が見られた。3日撮影。(c)AFP