【4月22日 Xinhua News】中国は20日午後10時41分(日本時間同11時41分)、四川省(Sichuan)の西昌衛星発射センター(Xichang Satellite Launching Centre)から運搬ロケット長征3号Bで44基目の北斗ナビゲーション衛星を打ち上げることに成功した。北斗ナビ3号システムで初の傾斜対地同期軌道衛星で、作業軌道に入って一連のテストを行った後、これまでに打ち上げられた18基の中軌道衛星、1基の対地同期軌道衛星とコンステレーションを形成する。

 今回は北斗ナビ衛星の今年初めての打ち上げで、今年は北斗3号システムの衛星を8~10基打ち上げ、中軌道衛星の打ち上げを完了し、世界をカバーするコンステレーションを一層整え、システムの性能とユーザー体験を全面的に高める。(c)Xinhua News/AFPBB News