【4月7日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーのメジャー第1戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2019)は6日、米カリフォルニア州ランチョミラージュ(Rancho Mirage)のミッションヒルズCC(Mission Hills Country Club)で3日目が行われ、韓国の高眞榮(Jin Young Ko、コ・ジンヨン)が通算8アンダーで首位に浮上した。

 23歳の高は後半にスコアを落としながらもフロントナインで5つのバーディーを奪い、4アンダー「68」をマーク。メジャー初優勝が懸かる最終日を前に、同胞の金寅敬(In-Kyung Kim、キム・インキョン)を抑えてトップに躍り出た。

 最終日はゲームプラン通りのプレーをしていきたいという高は「18ホール通して自分のゴルフをするだけ」「緊張はないし、恐怖心もない」と語った。

 一方、2日目までを首位で終えていた金は、スコアを1つ落として単独2位に後退するなどフラストレーションのたまるラウンドとなったが、気持ちを切り替えようとしている。

 スタート時の3打差のリードをふいにしてしまった金は「だいぶ見失ってしまった」としながらも「自分の首を絞めてしまったが、たくさん学ぶことはあったし、あしたはまた別の日」と前を向いた。

 また、イ・ミヒャン(Mi Hyang Lee、韓国)とダニエル・カン(Danielle Kang、米国)が高と3打差の3位タイで並び、アレーナ・シャープ(Alena Sharp、カナダ)ら3人が同5打差の5位タイに続いた。

 日本勢では、上原彩子(Ayako Uehara)が通算1アンダーで15位タイに入った。横峯さくら(Sakura Yokomine)と畑岡奈紗(Nasa Hataoka)は共に同2オーバーで37位タイとなった。(c)AFP