【4月6日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは5日、第33節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は残り10分間にモハメド・サラー(Mohamed Salah)とジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)が得点し、3-1でサウサンプトン(Southampton FC)を下して再び暫定首位に立った。

 9分にシェーン・ロング(Shane Long)の先制点を許して追いかける展開となったリバプールは、36分にナビ・ケイタ(Naby Keita)が同点弾を決めると、80分にはサラーが9試合ぶりとなるゴールを決めて勝ち越し、さらに6分後には途中出場のヘンダーソンが追加点を決め、大事な勝ち点3を手にした。

 これでリバプールはマンチェスター・シティ(Manchester City)に勝ち点2差をつけて首位に復帰したが、シティは消化試合が一つ少ない。

 直近2試合のフラム(Fulham)戦とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦でも終盤にゴールを決めたリバプールは、4冠を目指すシティを追いかけ続けることを諦めてはいない。

 リバプールは、加入2年目のサラーがリーグ戦でクラブ通算50点目を決めるまで、危うく大事な勝ち点2を落とすところだった。

 チームを指揮するユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、「彼(サラー)が素晴らしい選手だということに疑念を抱いたことはない。リバプールでの50点目、見事な数字だ。彼はとても安定感がある」と語った。

 サラーはここ数週間、連続無得点を終わらせようとしてゴール前で自分勝手に振る舞いすぎだとの批判を受けていた。

 単独突破からのゴールを決めた際には、サポートにロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)がいたものの、サラーは正しい選択をした。

 サラーは英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、フィルミーノを使うことを考えたかを問われると、「まったく考えなかった。ストライカーは、得点を決めることが必要。シュートを打つと決めていた」と応じた。(c)AFP