【4月1日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、起亜クラシック(Kia Classic 2019)は31日、米カリフォルニア州カールスバッド(Carlsbad)のアヴィアラ・ゴルフクラブ(Aviara Golf Club)で最終日が行われ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が5アンダー「67」で回り、通算18アンダーで優勝を飾った。

 元世界ランク1位の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)、現女王の朴城炫(Sung-Hyun Park、パク・ソンヒョン、韓国)ら5人を3打差の2位タイに抑えた20歳の畑岡にとっては、これがLPGAツアー通算3勝目。

 3日目にスコアを8つ伸ばした畑岡は、朴仁妃と1ストローク差の2位で迎えた最終日に6バーディーを記録し、来週に控えるメジャー初戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2019)の前哨戦として位置づけられる今大会を逆転で制した。

 畑岡は「来週には大きな大会が控えている。少しは喜びたいが、気持ちを切り替えて再び来週へ向けてスタートを切りたい」とコメント。また、最終日を一緒に回った朴仁妃は、畑岡が緊張した様子はなかったと述べ、「彼女はプレッシャーを感じているように見えなかった。特に最終ホールのプレーとかを見てもね」「とにかく非常にスマート」とたたえた。(c)AFP