【3月17日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は16日、第26節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-2でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に勝利し、暫定首位に浮上した。

 ドルトムントはこの勝利で、前節を終えて首位に立っていたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝ち点3差をつけた。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でリバプール(Liverpool FC)に屈したバイエルンは、17日に行われるマインツ05(Mainz 05)戦で勝利すれば、首位の座を奪い返すことになる。

 リーグ戦ここ7試合で獲得できる勝ち点21のうち、12しか手にすることのできていなかったドルトムントは前半、稚拙な守備をつかれてサロモン・カルー(Salomon Kalou)に2点を許した。それでもドルトムントはトーマス・デラネイ(Thomas Delaney)とダン・アクセル・ザガドゥ(Dan-Axel Zagadou)のゴールでそれぞれ同点に追い付くと、終了間際にマルコ・ロイス(Marco Reus)が決勝点を決めた。

 荒れた展開となった終盤、ヘルタはDFのヨルダン・トルナライア(Jordan Torunarigha)と途中出場のヴェダド・イビシェヴィッチ(Vedad Ibisevic)が退場処分となっている。

 劇的なゴールを決めたロイスだったが、ドルトムントはタイトル争いの中で勝ち星を拾うのに苦しんでいると語った。

「最も大事なのは、僕らが手にした勝ち点3だ。勝つのに苦しんでいる。でもそれが僕らが自信を手に入れるための唯一の道だ」 (c)AFP/Ryland JAMES