【3月13日 Parismodes.tv】米国人デュオのジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandes)が手掛ける「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」が19/20年秋冬コレクションを発表した。

 インスピレーションの源はニューヨークの女性。芸術家ソル・ルウィット(Sol Lewitt)の立方体へのレファレンスと絡み合ってはいても、デザイナー二人がテーマにしたのは都会的でスタイリッシュな現代の女性。

 コントラストはぶつかり合うが、最終的には調和する。スーツは落ち着いていて、しなやかで滑らか。ショルダーが強化されていたり、ハーネスが付いていたりもする。首回りが開いた官能的なドレスにはプリーツをあしらった。ニットはよろいのようで、カットはグラフィックであったり、反対に丸みを帯びていたりする。ジャージとレザーは、スカートやドレスの下に履いたバイカーパンツのように際立つ。

 ジッパー付きパンツ、複数のファセットを持つコート、ディープイエローなどの色のタッチに注目。(c)Parismodes.tv